ジャニーズJr.などのアイドルを応援してると、時々おきてしまうのがゴシップ記事!いわゆるスキャンダルや根も葉もないウワサを元にしたゴシップ記事などである。
こういったゴシップ記事は絶対に開いてはいけない。
ゴシップ記事は、見られるほど週刊誌やサイトが儲かる。
何故か?って、ゴシップ記事が読まれるほどに儲かる仕組みになっているからだ。なので、ネットの記事を開くイコール、そのサイトなどが儲かる。
いちおう伝えるが、ネットサイトの場合はワンクリックで儲かる。同じように、週刊誌を購入すれば週刊誌が儲かる。
ゴシップ記事を書くと大勢が反応する
(反応…誹謗中傷・擁護・悲観・楽観すべて)
→ 反応した人が多いほど儲かる
→ 更にゴシップ記事を書く
そうして『ゴシップ記事が儲かる』と確信されてしまえば、ゴシップ記事ばかりを目ざとく見つけて来ては、根も葉もない憶測を交えて面白おかしくネタにされてしまうのだ。
どうゆうことなのか?儲かる流れをザックリ説明してみる。
- 週刊誌などが、スキャンダルなどのゴシップ記事を書く
- 読んだ人数が多いほど儲かる(週刊誌を買う人が多いと儲かる)
- ネットサイトで閲覧数が多いほど儲かる(広告で収入が出るようになっている)
- 儲かるので、スキャンダル記事を集めるようになる
- アイドルに執拗な張り込みやパパラッチが増える(アイドルが精神的にやられてしまう)
- 時にはアイドルの家族や友人や知人などにまで聞き込み始める
- アイドルが疲弊して、最悪の場合は事務所を辞めてしまう
- アイドルから何もスキャンダルが出てこない場合、無理矢理スキャンダルに仕立て上げようとする
- 根も葉もない事実を元に、憶測を交えて面白おかしく記事にし始める
- 信じてしまったファンが、アイドルに愛想を尽かしてファンをやめてしまう
- 週刊誌などゴシップ記事を書いた出版社やネットサイトが儲かる
- ターゲット(アイドル)を変えて、同じ事を繰り返す。
簡単に書くと、こういった流れになっている。
応援してるなら、アイドルが堕落してしまわないように応援したい。
ファンがアイドルに興味を持つと、いろんな事を知りたくなるのは普通のことだと思う。
とは言え、相手はロボットでもなくバーチャルアイドルでもなくひとりの人間。当然ながらトイレに行くし食事もする、睡眠もしている訳で、友人だっているし友達づてでの知り合いや会社繋がりの知人もいるだろう。
アイドルが所属している会社であれば人間関係だって色々あるし、その時や状況によって大変な時期も忙しい時期だってある。その結果イライラしている状態の時もあるわけで、人に構ってるヒマなんてないほど精神的に追い詰められてる場合だってある。
そんなことをいちいち取り上げられて、週刊誌に面白おかしくネタにされたら、当然ながら精神が疲れてしまう。
場合によっては鬱になるし、それでもどうにも逃げ場がなければ非行に走ることもあるだろうし酒に逃げたり、嫌な気持ちになって声を荒げる瞬間もあるかもしれない。
そんなアイドルの姿を見たいか?
私は見たくない。自分が好きな、応援しているアイドルが堕落していく姿なんて見たくない。
そう、自分が愛するアイドルが堕落していく姿は見たくない。だからこそ、他人が囃し立てる事実かどうか解らないような事を、興味本位で見ないほうがいい。
自分自身の精神衛生上にも、わざわざ追いかけないほうが良いのではないだろうか。
ネットの場合はサイトを見ただけで広告収入で利益が出る。
ネットサイトの場合は、URLをクリックしてもいけない。『ちょっとぐらい、見るくらい平気でしょ?』と思うかもしれないけど残念ながらそうではない。
URLがクリックされた時点で広告収入で利益が出ているのである。『広告をクリックしなければ利益なんて出てないでしょ?』と思うかもしれないが残念ながら違う。
サイトを見た時点で広告収入が発生している。サイトにもよるが、ゴシップ記事を扱うようなサイトはまず閲覧だけで儲かるようになってるだろう。
大袈裟だな!と思うかも知れないけど、これは事実です。
『わたしひとりがクリックしたって大したことない』と思うかも知れない。が、ジャニーズ事務所には一体何人のファンがいるだろうか。その数全てが集まればどうなるだろうか。
ファンじゃない人やウワサ好きな人であれば、より一層、好奇な目でゴシップ記事を楽しむかも知れない。
そんな人数が集まればどうなるか?当然ながら莫大な利益にだってなりかねない。ウワサがウワサを呼び、ファンじゃないひとにも面白おかしくネタにされて…。
先にも書いたとおり、この一連で結局のところ得をするのは週刊誌である。
いや、週刊誌だけではない。週刊誌などの企業だけでなく、今や個人でもサイトを作れる時代なのだ。
どこぞの知らないおっさんもしくはおばさんかもしれない、OLかもしれない、…そんなどんな人かも解らない人がもとのネタや、なんらかの方法でアイドルで利益を得ようとした内容で、収入が入る仕組みになっている。
儲けるために根も葉もないウワサではやし立てるようになる
閲覧数が多ければ多いほど儲かるため、儲けることだけを追求するならば根も葉もないウワサではやしたてるようになる。
『嘘を書いたら法律で取り締まられるでしょ?だからホントの事を書いてるんじゃないの?』と思うかも知れないけど、そうゆう問題ではない。
ウワサはあくまでウワサで有り、『本当です』などと言わない限りは取り締まることは難しい。相手は書き手のプロ。
『表現の自由』で逃げられてしまうし、山ほどある企業やサイト相手にいちいち戦うヒマがあるだろうか?いや、ない。
と言うかそんな事で戦ってるヒマがあるなら、自分の好きなアイドルに活躍して貰いたいと思うのではないだろうか?
もし本気で会社が戦い始めたら、数年間はアイドルの活動はまるきりゼロになってしまうかもしれない。
週刊誌に載れば宣伝になるから良いでしょ?
週刊誌という媒体にアイドルが掲載されると宣伝になる、というのはひとつのメリットだと思う。
もちろん、良いウワサや感動的な話などなら、イメージアップに繋がるので良いだろう。もちろん週刊誌そのものがダメな訳ではない。大人の事情にも触れるとすれば、事務所と週刊誌だって持ちつ持たれるな関係だってあるだろう。
しかし、同じ週刊誌でも、
①ゴシップ記事を取り上げたとき と
②明るい内容を取り上げたとき
の売り上げを比較して、ゴシップ記事のほうが売れたり閲覧が多かったりすると、儲かる方ばかりやり続けるようになるだろう。
当然ながら利益を出して儲けたいので、どんどんゴシップ記事を取り上げるようになる。そうすると負のスパイラルへと入ってしまう。
オオカミ少年の話は誰も聞かない。
現実としてちょっと考えてみて欲しい。噂話があるとして、嘘をつかない人が話す内容と、虚言癖で有名な人が話す内容にはどっちが信頼おけるだろうか?
毎回のようにオオカミが来たぞ!と嘘をつく少年の話を誰が真に受けるだろうか。
虚言癖と妄想癖が酷い人間が喋る内容であれば、『またアイツが意味不明なことを言ってる』と相手にしないはず。
虚言と妄想が酷いひとは、人に注目されることが嬉しくてやってしまうらしいが、週刊誌もの場合は着実に利益が出るぶん、虚言と妄想の度合いが酷い場合もある。
だがしかし多くの場合、それを確かめる術はない。
アイドルというのはプライベートが見えない分、虚言がどこからどこまでなのか解らない。良いコトも悪い事もごっちゃになる。
確かめる術なんてない。そう。だからこそ、出来るならば明るい記事を楽しんで、ゴシップ記事を楽しむのはやめたいところだ。
どうせ書いて貰うなら良い記事を!!!
先にも書いたとおり、週刊誌が悪いわけではない。実のところコレはファンの心の問題なのだ。
『だってこんな記事があったから』とか『カワイソウだと思って』とか『許せなくなった』など色々あるかもしれないが、そんなひとつひとつのファンの行動が、自分の大好きなアイドルを追い詰めることになっているかもしれないと知って欲しい。
明るい記事の方がたくさん読まれれば、儲かることが目的の人は明るい記事を書くようになるだろう。
ファンならば自分の好きなアイドルの良い記事を読みたいはずだ。
アイドルに生き生きとアイドルをやってもらうために、ゴシップ記事は読まないようにしよう。
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